ウチの飼い猫は元々迷い猫で子猫の頃ににウチにやって来ました。小柄な雌猫なのですが物怖じしない活発で勝気な性格です。

人見知りも全くしないで、宅配便のお兄さんの足元の匂いを嗅ぎに来たり、
テレビの設置に来た家電屋さんのおじさんが作業している邪魔になるのもお構いなく、「これ何? この人誰?」とばかりにまとわり付きます。

この猫以外に我が家で飼育されているのが二人の息子達。おっとりした性格の、でも心優しい長男と、茶目っ気たっぷりの次男です。
彼らの性格は猫に対する接し方にもよく表れています。

悪戯好きな次男にとっては猫は格好の遊び相手です。いや、もっと正確に言うなら遊び道具でしょうか。
家中を走り回っての鬼ごっこやかくれんぼは猫も楽しそうですが、水鉄砲の標的役や尻尾の綱引き相手では至極迷惑している様です。

だから面白い半分、迷惑半分が猫の正直な気持ちらしいです。
猫ベッドで丸くなっていても、次男の声が聞こえると耳がその方向に向いたり、ピクっと顔を上げたりと少し緊張するのが見えます。

その点、悪さを全くしない長男には無防備で、全面的に安心している様子が分かります。
先日、兄弟が並んで寝転がってテレビを見ていた時の事です。

居間に入って来た猫が、先ず最初の障害物である次男を避ける様にその足先と壁の隙間を抜けて行きました。
次の障害物である長男をちょっと見てから、猫は堂々とそのお腹の上を歩いて越えて行ったのです。

その時、私は彼らのポジションを知りました。
1.次男、2.猫、3.長男 なのですね。