小学生のころ飼っていた、くろという飼い猫のお話です。
当時、猫さえいればそれでいい!というくらいとても猫好きな私でした。今ももちろんそうですが・・・。

くろとの出会いは、小学生の頃、遠足の帰り道にわたしがひろってきた子猫です。拾ってきてからずっと、とっても可愛がっていました。

いつも、一緒でした。寝るときも、もちろん一緒に寝て冬場は湯たんぽがわりにしていました。(笑)

くろも大人になり、おなかに赤ちゃんができていよいよ出産かというころです。いつものように、一緒に布団で寝ていました。

夜中に子猫の鳴き声が聞こえ、すぐ私は目を覚ましました。寝ぼけていたせいか、目の前の現実にすぐさま理解することができませんでしたが、

私のお腹の上が血まみれだったんです。
しかも、子猫の鳴き声がするし。一体何がおきたんだか。
いくら、飼い猫を可愛がっていたからといって、人間のお腹の上で出産なんて、絶対にあり得るわけがない。

安全だと思ったからか、ただ単に間に合わなかったからか分かりませんが、私の事をこころから信用してくれていたんだと嬉しくて嬉しくてたまらなかった事を覚えています。とても、とても神秘的でした!

私はすぐ、親を呼んで別の場所へ移してもらいましたが、あの光景は一生忘れる事はないと思います。

自分が可愛がっていた猫が、私のおなかの上で出産なんて!とても貴重な経験をしたと思っています。

そして、私自身が出産の話をする時は、当時飼っていたくろの事を思い出します。
くろ、ありがとう!