キャバリアを飼っていました。きっかけはある時知人が旅行に行くので飼っている犬を預かって貰えないかという事になり、気軽に引き受けました。

小型犬のチワワで直ぐに懐いて楽しく過ごしていたのですが、知人が旅行から帰ってきて当然ながら引き取って行きました。いなくなると何か家の中が急に寂しくなり、なんとなくペットショップへ言って見ました。

買う気はあまり無かったのですが、ケージの中にいるキャバリアと目があってしまいついつい買ってしまいました。

ケージや首輪や食器・ドックフードなど必要な物を取り揃えて家に帰り、早速ドックフードを食べさせようとしたのですが食べてくれません。
お皿のところへ何回も連れて行って食べさせようとしたのですが、一向に食べようとしません。

困った事になったとしばらく経ってからドックフードを手のひらに乗せて口元に近ずけたらパクッと食べました。これは知らない環境に来たので警戒しての事だと思いました。

一度食べてしまうとその後はモリモリ食べていつもお皿の中は空っぽ。遂には予防注射で病院に行った時、体重オーバーでダイエットの指示を受けてしまいました。元気で愛想の良い性格で、近所の誰にでも可愛がられました。

新聞配達のお兄ちゃんや豆腐売りのおじさんには特に懐いていました。朝夕の散歩の他にドックランに連れて行ったり、時には日帰りの旅行に行ったりいっぱい楽しい思い出があります。

ところが10歳を過ぎた頃から病気がちになり病院に行く機会が多くなってきました。病院の先生が言うには「元々心臓が弱い犬種」という事でしたが、急に吐いたり下痢をしてフードを食べなくなる事があって随分病院には通いました。

レンとゲンを撮ったりエコー検査・血液検査等やたらと検査をする病院で、保険に入っていなかったので費用の負担も結構大変でした。
それでも13歳まで朝夕の散歩には行ける状態で比較的元気にしていたのですが、14歳の誕生日を迎える直前に突然死んでしまいました。

私は出かけていたので帰宅した時に呆然と愛犬を抱えている妻の姿を見た時は本当にショックでした。火葬を終えて帰宅してからあまりにも急な死に方だったので、死因を知りたいと思い病院へ電話をしました。

結果は曖昧な答えしか得られませんでしたが、翌日メッセージ付きの花束が届きました。
ペットと暮らすのは楽しい事ですが、いなくなった時は本当に辛いものです。ペットロスで病気になる人もいるという事ですが、分かるような気がします。