「猫のよだれが出ているだけで病気だなんて、それは考え過ぎじゃないかしら?」
普通の人は、おそらくこの意見を聞いて「間違っていない、考え過ぎだ。」と判断することでしょう。

そう、人間も含め動物は「お腹がすけば自然によだれはでるもの」、というのが常識的であり、あえて病気と関連付けることなんて考えもしません。

しかし、そのよだれが「あまりにも大量」であった場合は、「それは考え過ぎ!」という思考を改めなくてはいけない場合もあるようです。

というわけで、今回は「猫のよだれ」と病気についてお話しさせていただきます。

<猫のよだれと病気の関連性とは?>
猫の場合は、よだれが大量に出ている状況だと「何かしら病気になっている」という可能性を考えることをおススメします。

ではどんな病気の可能性があるのでしょうか?
それを簡単ですが次のようにまとめてみました。

1.食道炎
猫の食道が炎症を起こしてしまい、食道を通過した摂取物からの違和感や痛みによりよだれの分泌が普段より多くなります。

2.猫風邪などのウィルス
人間の風邪と同じようにウィルスが猫の体内に侵入し、くしゃみや鼻水、目やに、よだれなどが大量にでてしまいます。

3.口内炎や虫歯、歯周病
猫も人間と同じように、虫歯や口内炎、歯周病になります。特徴的な症状は歯茎や舌が赤くはれ上がってしまい、とても痛がり、さらに大量のよだれの分泌があります。

このように、猫も人間と同じような病気にかかり、その原因を探るためのポイントとしてよだれが大量に出ている場合には注意が必要なのです。

<愛猫が大量によだれをたらしていた!?>
以前、私の愛猫が水を飲みながら「大量のよだれ」を出して鳴いていました。
「どのくらいの量?」かというと、湯呑み茶碗の半分くらい、およそ100ccに満たないくらいの量でした。

また、水を飲むときだけでなく、寝ながらでも顔中が「よだれだらけ」になるくらい、とにかく大量のよだれを数日間出し続けていました。

さすがに心配になったので、近くの動物病院に足を運んで先生に診てもらうことにしました。

すると、先生は愛猫の口を開けて中を見ただけで一言。
「かなりきつい虫歯ですね、しかも歯がほとんどやられています。」

それを聞いた私は思わず・・・
「え!?それじゃ、こうなったら入れ歯とかしないといけませんよね?」
すると先生はまるで馬鹿を見るような目で、冷たくこう言いました。

「猫用の入れ歯は、ありませんよ。」
あ、そういうのって無いんだ・・。

その後は一応、薬や通院やらで何とかよだれが大量に出るような状況は防ぎましたが、虫歯が酷すぎるためか口が臭くて、顔を舐められるたびに私は泣きたくなりました。

<まとめ>
いかがでしたでしょうか?このように猫のよだれが大量に出てしまっているときは、何らかの病気になっている可能性を考えてあげる必要があります。

飼い主さんは、自分の愛猫がよだれを大量に垂らしているときは、それを「病気は考え過ぎ!」と思わずに、万が一を考えて病院に行って診察してもらうことも大切かもしれませんね。