以前、メスのうさぎを飼っていました。ある日、その子が後ろ脚を引きずって進むようになったので、動物病院に連れて行きました。
すると、何らかの要因で神経が壊れてしまっているらしく、もう普通に走ることはできないだろうということでした。

それから注意深く世話をしていたのですが、状況は悪化するばかりで、ついには自分で起き上がることができず、横になったままになってしまいました。

自分で動くことができないので、エサも食べられないし、おしっこやうんちをしても自分の体にこびりついてしまうといった状況でした。

動物病院の先生に相談すると、とにかくエサを食べさせて体力をつけることが大切だと言われました。牧草を口まで持って行ってかじらせてやることを毎日空いた時間を見つけては家族みんなでやりました。

うさぎは口に入ったものをかじって食べる習性があるそうで、自分からは食べようとしなくても、口に近づけると食べていました。また、うさぎの離乳食のような練りエサももらいました。

病気のうさぎ用のもので、結構な値段のものらしいのですが、私たちが熱心に看病をする様子に同乗してくれて譲っていただきました。汚れてしまった腰回りは毎日風呂場で洗ってやりました。

ケージがすぐに汚れてしまうので、動物用のおむつを履かせて対応していました。そんな看病を三か月ほど続けていましたが、ある日ほとんど動かなくなっているのを見つけ、夜間ではありましたがすぐに病院に連れて行きました。

人間でいう集中治療室のような部屋に入れてもらい、献身的な対応をしてもらいましたが、次の日の朝には亡くなりました。とても悲しかったけど、うさぎという生き物についてよく知ることができた経験でした。