猫の専売特許の1つでもあり、ネコ科特有の「強固な爪」は鋭くて頑丈!
・・・だなんて思われている方は大勢いることでしょう。

でも、実際は「そんなことはない」のです。
その爪は折れることもあれば、割れることも多々あり、そんな状態の爪から指先の怪我にまで発展し、果ては化膿してしまう原因にもなるのです。

そう、確かに強く頑丈ですが、猫は我々の想像以上にその爪を酷使してしまうため、「折れる、割れる、裂ける」こともあり、時には自身をも傷つけてしまう諸刃になることもあるのです。

では、どのようなときに猫は爪を痛めてしまうのでしょうか。
私の体験談を踏まえて、お話ししていこうと思います。

<猫が爪を痛めるのは、猫の住んでいる環境にある?>
家の中で飼われている猫、通称「家猫」は爪が伸びると柱などの木や、布が少し硬めの素材である座布団などに、爪を立てて前後に足を動かして爪の先端をできるだけ滑らかにしようとします。

私の家の猫も、実際に座布団やソファーに爪を立てて研いだりしています。
とうぜん野良猫や頻繁に外出する飼い猫たちも、別のものを使って爪を研いでいるのですが、家猫の方が爪を研ぐ頻度は多いようです。

なぜなら、外にいる猫は砂利道やアスファルトを普段から歩いていることが多く、それらにこすれて自然に爪の先端が丸くなるからだと言われています。

一方、家猫は自然に爪が研がれるような環境下にいることが少ないため、本能的に気になって頻繁に爪を研いでしまうのです。

猫が爪を研いだとき、研いだものが爪より若干固いものだった場合、当然爪の弱い部分がめくれてしまったり、割れたり裂けたりして爪を痛めてしまうのです。

<他にもいろいろある!猫が爪を痛めてしまう原因!>
爪を研ぐ以外にも、猫が爪を痛める原因となるものに次のようなものが挙げあれます。

・追いかけっこなど、遊んでいるときの「いきなりのダッシュ!&ターン」

私の経験上、このときが一番猫の爪に負担がかかっています。床をいきなりダッシュしたときの「ガリッ!!」という音で「うわっ・・」となります。また、勢いがついてからの急激なターンのときも「ガリガリガリッ!!」という音で「うひゃー」と思います。

・高いところへ登るとき
これも爪に負担がかかりますね。ジャンプして着地点にフワッと降りられるようなところは心配ないのですが、思ったより高すぎて、前足で爪を引っかけてグイッと登るようなときは要注意です。

・自分で自分の爪を噛む
私の家の猫は、みんなこれをやり、爪が割れて指が赤くなったりしています。研いでダッシュしてターンして、爪を引っかけて登って、割れてしまった爪が気持ち悪いようで、食いちぎっているのです。

この状態だと、もう完全に爪が傷んでいますね。
猫が爪を痛めると、足の指や肉球なども痛めてしまう危険性も伴います。
ましてや、化膿してしまった場合は、病院で診てもらうと選択肢も増えてしまいます。

<まとめ>
このように、飼い猫の爪を痛めないようにする方法は1つ、それは・・・
「飼い主が定期的に爪を切ってあげる」ということです。

かくいう私も1か月に1回は飼い猫の爪を切っています。
それでも、相変わらず爪は研ぎます(習性だから仕方がない)が、無理に高すぎるところに爪を引っかけてまで登らなくなるし、ダッシュしてターンしてもガリガリという音はなくなり、猫も爪が短い状態だと、長いときより力をセーブして動くようになるので、安全なのです。

というわけで、飼い猫の爪を痛めないように、飼い主さんは定期的に爪を切ってあげましょうね。