我が家には、オスメス兄妹の黒猫がいます。

メス猫は私が一番偉いと思っている自由な猫。オス猫はインターホンがなるだけでびっくりして腰を抜かし、主人が出張で居なくなると「わーお」と一日中鳴き不穏になるほど臆病者です。

夜は必ず猫じゃらしで遊び、私の体に乗って寝るのが習慣でした。

そんな私が、妊娠をし体調が悪くなるとオス猫もご飯を食べなくなり一緒に寝込んだり、お腹がきつくて体に乗せて寝かせてあげないと怒って噛みついたり不穏な日々が続いていました。

お相変わらずメス猫は気にしておらず。

子供が産まれたらオス猫はどうなっちゃうのかとても心配でしたが、とても優しい性格でもあるので、ちゃんとお兄ちゃんをやってくれて赤ちゃんと仲良しになってくれればなぁと考えていました。

そんな中、突然私が破水しすぐに病院に行くことになりました。猫たちには「赤ちゃん産んでくるからね。すぐ帰ってくるから待っててね」と伝え出産をしに病院に行きました。

陣痛で苦しい中でもオス猫がとても心配でした。今までは猫たちが赤ちゃんだと思って育てていたし毎日のご飯どうしようとカンガエルト気が気でないので主人に猫たちの様子を見に帰ってもらったほどです。


オス猫は家の中をウロウロしていたと聞いたので、出産した晩にLINE電話で私の声を聞かせて、赤ちゃんの匂いのするガーゼを持って返ってもらい赤ちゃんを紹介して、でも変わらずあなたたちのことも愛しているよと伝え、退院後の日まで続けました。


そして、一週間ぶりに帰宅したのですが、猫たちが私を避けたのです。赤ちゃんには興味がありクンクン嗅いだりしていましたが赤ちゃんが泣くと大パニック。

ものすごい勢いで家中を駆け回り、ベッドの下に潜混むのを数日続けました。
我が子は本当に昼夜問わずよく泣きました。

私だけが眠れないと思っていたら、オス猫もほとんど寝ていないことに気づきました。そしてストレスで体をよく舐めていました。

赤ちゃんに焼きもちで、砂をかける仕草もしていました。

赤ちゃんが来て二週間ほどのとき、朝からずっとトイレに籠り砂をたくさん掻いていて「あ~お」と鳴き続け自分の股間をずっと舐めていました。

ここでおかしい!と気付き、何度もトイレに往くのにおしっこが出ていなかったのです。主人がおしっこ出ないのか?と聞くとまるで人間の子のように泣き、抱っこをせがんできました。

すぐさま病院へ連れて行くと、慣れない環境でのストレスからくる尿管結石でした。一歩遅ければ亡くなっていたと聞きました。

すぐさま、注射を打って薬を飲みおしっこを出しフードも病療食に切り替えました。

最初の三ヶ月はおしっこが出なくなり注射を打つことがありましたが、徐々に赤ちゃんに慣れて夜もしっかり眠れるようになり病気もなくなりました。

少し遅ければ亡くなっていた猫が今では、赤ちゃんと一緒に寝たり、遊んだり一番の友達になりました。

そして、ふたりめの赤ちゃんが来てももうおかまいなし。メスは一切しないのにオス猫は赤ちゃんのお世話に夢中です。でも今はもう結石にはなっていません。