我が家にはコト(北海道犬・2歳・メス)と、フウガ(柴犬・4歳・オス)がいます。 今回はコトの膀胱炎の体験談になります。 コトは基本的には室内のトイレで用を足すのが好きな子です。 その日もいつも通りトイレでおしっこをしたコトですが、おしっこの真ん中あたりに少量の血ついているのを見つけました。 最初は時期的には少し早いけどヒートかな?と思ったのですが、それ以降血が出ることはありませんでした。 一応気にしておしっこの後は見ていたのですが、血は出ていないようだったので安心していたら、その一週間後、また血がついていたのです。 今度は血の塊のようなものがシートに残されていたのでそれを写真に撮り、次のおしっこの時に何とか採尿してコトと動物病院を受診しました。 動物病院ではすぐに尿検査をしてくれ、炎症と、目には見えないけど潜血が認められました。 コトは繁殖予定があったので避妊していなかったのですが、エコーや触診の結果子宮には問題がなさそうだということで、皮下注射2本と薬2種を1週間分処方され帰宅しました。 この時処方された薬は、抗菌薬と抗炎症剤でした。 1週間、薬の服用の他、飼い主が気を付けたことは、水分をいつもより多めに摂らせ、おしっこをなるべく多くさせること、おしっこの後はお尻を拭いて清潔にすること、そしてトイレの掃除もいつもより念入りにすることでした。 薬服用中は目に見える出血はなく、水分量が多いせいか、それともおしっこを我慢する事がないせいか、尿の色も薄かったように感じます。 薬がなくなり、再度尿検査のため採尿し受診すると、獣医師が「最高だね」というくらい数値が良くなっていました。 念のためもう一週間服薬を続けて、と言われ処方された薬を飲みきったところで、コトの膀胱炎受診は終了となりました。 膀胱炎の出血ですが、コトは室内トイレでおしっこをする習慣があったので早めに見つけて受診してあげることができましたが、散歩等外での排泄が習慣の子は発見することが難しいのではないかと感じました。 コトは受診以前は出血以外で目立った症状(頻尿など)が特になかったので、出血がなければわかりませんでした。 その後は出血することなく落ち着いているコトですが、おしっこの後のお尻拭きや、トイレの手入れ、そして冬になり水分不足にならないよう摂取させおしっこ量を増やすことは予防策として継続中です。 膀胱炎はメスがかかることが多く、一度なると繰り返す子も多いそうです。 コトも予防策をしっかり行って、またかかることのないように気を付けてあげたいと思います。 |