うちの子は柴犬の女の子。ペットショップで家族に迎える時に「柴犬は皮膚にトラブルが出やすいので気を付けてあげて下さい。」と言われていました。

シャンプーのし過ぎは良くないとアドバイスを受けて、しっかり洗うのは月一回、ブラッシングは小まめに。定期的に、パピーの時からお世話になっている動物病院で健康チェック。

4歳までは特に目立ったトラブルもなく元気いっぱいだったのですが・・・。ある日、散歩から帰っていつも通り体を拭いていると前足の脇部分が赤みを帯びているような。

激しく掻いたりしないので取りあえず様子を見て数日、赤い湿疹が少し出てきました。急いで病院へ連れて行くと、カビによる炎症と診断されました。

カビ?蚤やダニ、植物かぶれとかでなくカビ?脇にカビが生えるなんて大変な病気なのではとかなり焦りました。

でも獣医師の話では、暖かくなってくる時期に比較的出てくる症状で、珍しくはないとの事。状態も初期症状なので、すぐに治りますと説明されて、ホッと胸を撫でおろしたのもつかの間。治療方法が2択でした。

飲み薬か薬用シャンプー。まだ症状的に強いお薬を飲ませなくても、治療用のシャンプーで十分効果があるらしい。

出来れば薬はあまり飲ませたくないので、もちろんシャンプーを選択。毎回全身を洗う必要はないとの事で、脇を中心に週一回のペースで使うようにとサルファ・サリチル酸シャンプーを処方されました。

時間がかかっても体に負担が少ない方法で・・・と思いましたが、これが本当に大変でした。とにかく濡れるのが大嫌いなうちの子。普段は大人しいのにシャンプーの時は激しく抵抗します。

月一回でも大変なのに週一回はある意味戦い。2人がかりで押さえてドライヤーまで終わった後は、尻尾を落として拗ねているのをおやつとオモチャで慰めます。

3回目ともなると準備を始めた時点で察知するのか、捕まえにくい机の下に逃げ込んで様子を伺い、いつにない俊敏な動きで私の手をかわします。

吠えたり咬んだりする事はないのでいいのですが、捕まえて後に悲しそうに訴えてくる上目遣いに胸が痛みつつ、治療に必要な事なので止めてあげる事も出来ません。

全身が濡れてしまえば取りあえず固まって静かになりますが、油断をしているとブルブルッと全身を振って水滴攻撃をお見舞いされます。これが意外と痛い。完治まで2カ月程。

念のためにと、シャンプーの間隔をあけて更に2カ月。お互いずぶ濡れになって繰り広げた4カ月の攻防のすえ、脇は綺麗に治りました。

心配していた他の場所へ移ることもなく終わって本当に良かったです。2度と再発してほしくないとしみじみ感じました。