生後2ヶ月の柴犬を飼いはじめて3歳を過ぎた頃、足の肉球をよく舐めるようになりました。 それまでは全く病気もせず、とても元気な子で、ドックフードもペットショップで勧められたものや、柴犬専用のものを与えていました。おやつも色々なものを食べていましたが、お腹を壊すこともなく元気でした。 私はずっと猫を飼っていたので、動物が体や肉球を舐めることに疑問を感じず、舐めるままにさせておいたら、肉球が真っ赤になり肉球のまわりの毛も禿げるくらいに舐めたり、噛んだりしていて、よっぽど痒かったんだと思います。 黒柴なので鼻は黒いのですが、鼻のまわりも少し赤くなっていて、病院に行きました。 塗り薬とかがあればいいなと思っていたのですが、そこの病院は「肉球に薬を塗るのは余計なこと」と言って、飲み薬だけ貰いました。 薬の名前は「リレキシペットA錠300」とプレロン錠です。アレルギーを抑える薬です。 痒くて舐めてたら、それを止めたりしていましたが、目が届かない時もあるし、1日中見張っているわけにもいかず、良くはなりませんでした。 舐めて痒そうだったら薬を飲ますという感じで、薬を飲まなければ症状は落ち着かないし、また病院に連れて行きました。 でも足を消毒したりとか、拭いたりとか、余計なことはするなという考えの病院なので、薬を続けることになりました。 薬は心臓に良くなかったりと副作用もあるので、飲ますことにも抵抗がありました。足なので、散歩も良くないと言われて、トイレ以外外に出すこともやめました。散歩をやめていた期間は半年です。 柴犬はアレルギー体質の子が多いと言われ、その中でもそれほど状態が悪いようではなかったので、自分で色々調べて、ご飯から見直してみようと思いました。 それまでは勉強不足でホームセンターで買えるような、普通のドックフードを与えていたのですが(うちの子はこだわりがなく、何でもよく食べてくれていたので)同じ味が続かないように、ささ身→魚→ラムというような感じで与えていました。 ウンチも1日3~5回、たくさん出るのが健康だと思っていました。 勉強してみるとそれは体に吸収されないものが入っているからで、今まで自分が与えていたドックフードが、ものすごく体に悪いものだったということが分かったので、そこから原材料にささ身しか入っていないものを買って、あとは手作りご飯をプラスしてあげるように変えました。 おやつも無添加のものを選ぶようにしました。結果はすぐに出ました。体を痒がることがなくなり、禿げた場所も徐々に毛が生えました。 鼻の赤みも消え、アレルギーの原因がドックフードであることが判明しました。今は6歳になりますが、ご飯を変えてからアレルギー症状が出ることは1度もありません。 |