我が家の愛猫はアメリカン・ショートヘアの女の子。当時はまだ生後半年の子猫でした。
この子はよく遊び、よく食べ、よく眠る健康優良児で、ワクチン接種以外では動物病院に行ったことはありませんでした。

そんな愛猫といつものように遊んでいると、心なしか顎の下の毛の部分が黒いような気がします。
顔を近づけてよく見てみると、なんだか毛の中に黒いプツプツがあるような感じです。

でも本人も何も気にしていない様子だし、痛そうでもないし、しばらく様子を見よう、と思いました。
黒いプツプツを発見してからしばらくたち、やっぱり気になり愛猫の顎の下を観察。

すると今度は黒いプツプツの中に赤くなっている部分を発見しました。見るからに痛そうな感じです。

本人は気にせずいつものようにご飯をモリモリ食べていましたが、何か大きな病気だったらどうしよう、ということで翌日すぐに動物病院に連れていきました。

久しぶりの病院で大きな病気を心配してハラハラしながらも、診察をうけると、病名は
「ざそう」
でした。なじみのない単語だったのでよく聞いてみると、「猫ちゃんにできるニキビですよ」

本当に、人間にできるニキビの猫版だったようです。もちろん、命にかかわるような大きな病気ではなかったです。

黒いプツプツは皮脂の汚れのようなもので、そこで雑菌が繁殖してしまい、赤く炎症してしまったのかもしれないみたいでした。

先生曰く、明確な原因は不明とのこと。
うちの愛猫は、よく水を飲んだ後、顎の下に雫をつけていることがあったので、それも原因のひとつかもしれませんでした。

濡れた毛の中で雑菌が繁殖してしまったようです。
そして、気になる猫ニキビの治療ですが、なんと塗り薬で治ります。
人間のニキビの治療にも塗り薬が使用されますが、猫も同じなんですね。

殺菌作用のある塗り薬を朝と夜に塗るようにと処方されました。
塗り薬で治るのか、と安心したものの、ここからも大変でした。
この塗り薬、とてもべたべたしているのです。

うちの猫は薬を塗られるのを嫌がって大暴れです。とても一人ではできないので、毎日二人がかりで塗りました。
しかも塗った後に、すぐさま薬を舐めてしまします。それはもう光の速さで。

これで本当に治るのだろうかと飼い主としてはとても心配でした。
薬を塗ること一週間、あんなに痛々しそうだった赤味はすっかりひき、まだ少し黒いプツプツは残るものの、すっかりよくなりました。

動物病院でも、もう薬は大丈夫だと完治宣言です。
今ではすっかり元気な愛猫ですが、顎の下の観察は続けています。
またニキビができないように注意したいと思っています。