私は子供達にせっつかれて、ウェリッシユ.コーギーの小型犬を今から20年程前にペットショップて買いました。

始めは小さくて、目に入れても痛くない程の可愛がり様でした。

ところが、ちょっと大きくなると、家の中や庭だけでは用が足らなくなり、皆さんと同じように朝夕の散歩が欠かせなくなりました。

子供達は家では可愛がるが、散歩に連れ出すのは面倒くさいと嫌がり、結局、パパとママの仕事と相成りました(家内は夕方)。


仕事前に眠たい目を擦りながら、早朝にする散歩は夏の早朝はともかく、冬や雨の日は飼い主には拷問に近いものがありましたね。大体、午前5時前位に行ってましたから、大体は私達だけの事が多かったですね。

コーギーは元々牧羊犬として、羊を追って頂けあって、短い脚にも係わらず、足がもの凄く早いのです。


私はウンチをさせた後(勿論ビニール袋に回収)少しでも走らせて疲れさせておくと、家にいるカミサンは楽かなと思って、近くの丘のある公園に着くと、周りに他の散歩させている人や犬がいないのを確かめてから、コーギーのリードを放し、野球ボールを取り出し、思い切り遠くに投げていました。


当然コーギーはボールを取りにもの凄い勢いで走り、くわえて戻って来ます。私は、間髪を入れずにまた思い切り遠くに投げて、犬に追いかけさせていました。

これを、7回位繰り返すと、流石のコーギーもグッタリで、ボールを取りには行っても、そこで、立ち止まって持って来ません。

それが、その日の私の散歩の終わりという意味で、ハーハーいうコーギーを公園にある水飲み場で水を飲まして(蛇口をひねれば下に落ちて来る水を飲んでいました)。

という散歩のやり方故、余り他の犬とはわたしが散歩させる番の時にはありませんでした。家内は夕方ですので、他の散歩させている方々とお友だちになり、それなりに楽しんでいたみたいでした。


ある日、結構暑い日でしたが、いつもの様に犬を公園に散歩に連れて行ったのですが、その日は私が二日酔いで、もの凄く疲れていて、とてもボールを投げる気力も体力もありませんでした。

そこで、公園の丘の下まで行き、そこから、丘の頂上に向かってボールを投げるのではなく、蹴ったのです。

犬は当然追いかけますが、傾斜が急なので、犬がボールに追いつく前に自然と私の方にボールが凄い勢いで戻って来ます。それを私はサッカーよろしく、ノンストップでまた上に向かって蹴るのです。


10回位繰り返すと、さすがのコーギーも疲れたのか、ボールを追いかけなくなりました。

私はラッキーとばかり、犬のリードを握って帰ろうとしたのですが、彼は水飲み場に物凄く行きたがったのですが、無理矢理そのまま家に連れてもどり、玄関前のポールにくくりつけておきました。

私は着がえして、会社に行く支度をして、さあ水を飲ましてやろうとドアを開けたら、コーギーが絶命していました。

あの時のシーンが未だに頭からきえず、トラウマになっています。