ミニチュアダックスフンドの雄、9才の時でした。夕方頃に急に後ろ足の片方だけを引きずりながら歩いていたので、最初はどこかにぶつけただけだと思っていました。

触っても特に嫌がる素振りも見せなかったため、様子観察して大丈夫だと判断したので、数時間家を空けてから帰宅すると、完全に下半身が麻痺していました。

後ろ足だけじゃなく、お尻もしっぽも痛覚すらない状態でした。

少しは医療の知識があるのですぐに連続ヘルニアでしかも重度だとわかりましたが、夜中だったため対応してくれる病院がなく、翌朝まで待っての病院受診となりました。

診断結果は、やはり重度のヘルニア。 掛かり付けの病院ではMRIが撮れないけど、ほぼ間違いないだろうとの事でした。

ヘルニアの治療は一刻を争うと知っていましたが、どうしてもMRIが撮れる病院に予約が取れず、またしても翌日まで持ち越す事になり、すでにヘルニアを発症してから2日後です。

MRIの結果は、グレード5のヘルニア。しかも、別の場所に以前も軽めのヘルニアを発症していた事までわかりました。

掛かり付けの病院に再度行き、手術をお願いするも当日は無理で、またまた翌日に。そのまま入院となり、発症から4日後にやっと手術。

ただ、数時間の間にグレード5になってしまったため、ヘルニアの手術が成功してもその後脊椎軟化症を発症する可能性もかなり高く、発症するまではわからない、発症したら助ける方法的はないとはっきり言われてしまいました。

そして、ヘルニアの手術自体も成功しても歩けるまで回復出来るか五分五分で厳しいとも言われました。

その後、手術も成功し、脊椎軟化症も発症しませんでしたが、やはり全く立てずおしっこを出すことが出来ない日々。

実家に預けて(母親が看護師の為、私より詳しかったのと、多頭飼いで安静にするのが難しいだろうとの理由です)1日三回の導尿、後ろ足のリハビリ。

一時は車椅子も検討していましたが、2ヶ月以上頑張ってくれたお陰でなんとか自力でゆっくりと歩く事が出来るまて回復してくれました。

これには先生達もかなり驚いていました。

ただ今でも走る事は全く出来ませんが、自分の足で歩ける、おしっこが自分の意思で出来る、本当にありがたい事です。

ただ、喜んだのもつかの間。回復してから一ヶ月後。

両目に異変が。すぐ病院に連れて行ったのですが、全く見えていないと思います、との返事。

眼科の専門の獣医師を紹介して頂けたのでそちらの病院で詳しい検査もして頂きましたが、結果は変わらず。

すでに全盲との事でした。
ただ、眼圧等は全て正常の数値との事で全盲になった原因は脳の視神経だろうとの判断でした。

ただ、またしてもMRIでの検査でないと正確には判断出来ないとの事。

ただ、眼球等に痛みは全くないとの事だったので今回は脳のMRIは行っていません。

前回のヘルニアの手術の際に心拍が低下したとの報告を受けていたので、原因は気になるけど万が一を考えると全身麻酔に踏み切れず。

たくさんの先生達のお陰で、上記のワンコは今年12歳になります。
たまにぶつかってしまうけど、家の中を元気に歩き回ってます。