メスのゴールデンハムスターを飼育していました。
プラスチック製のケージに、給水器、陶器製の餌入れ、回し車に小屋、床材としてウッドチップを入れていました。

これらは全てハムスターを購入した際にペットショップで見たててもらい、揃えた新品のものです。
また、寝るための小屋の中に巣材として、細切りにしたティッシュを与えると自分で運び込んで巣を作っていました。

私は子供の頃からこれまでに、ジャンガリアンを3匹、ゴールデンを1匹、そのほかシマリスを4匹飼育した経験があるのでげっ歯類の飼育は慣れている方だと思っていましたが、事件はある日突然起こりました。

ハムスターの片目が開いていないのです。
痒いのか気になるのかひたすら前足で目をこするような仕草をしていたので、湿らせたガーゼで拭おうにも逃げてうまくいかず、結局動物病院へ連れて行きました。

目が開かなかった原因は「目やにが固まっていたから」でした。獣医さんに目の周りを洗浄してもらってやっとぱっちり目が開きました。
ではなぜ目が開かなくなるほど目やにが出ていたのか、飼育環境を説明すると、どうやら理由はウッドチップにあったようです。

販売されているウッドチップは必ずしも天然のものだけではなく微量の化学物質が含まれていたり、使用している木材そのものにアレルギー反応を示す個体もあるそうで、その原因の特定までには至りませんでしたが、ハムスターのウッドチップアレルギーというのは稀な例ではないという説明を受けました。

床材をウッドチップから新聞紙を細く切ったものに変えるようにアドバイスを頂き、実践してみると症状はピタリと止みました。

消臭効果もあり、インクの色が毛につかないのでウッドチップは一見いい商品だと思っていましたが、こんな落とし穴があったとは驚きと同時にいい勉強になりました。