うちの子、ポメラアンを、とあるホームセンターのペット売り場のトリミングを初めてお願いした時のことです。 いつも行くトリミングサロンがいっぱいで、ガラス張りで、作業が見ていられるサロンならと思って、ホームセンター内のトリミングを初めてお願いいたしました。 途中まで、トリミングの工程を見ていたのですが、生体売り場も併設しているサロンだったので、生体を見ているお客様や、トリミングをお願いして自分の子のトリミング状況をみているお客様もいたので、事故はないだろうと思って、日用品を購入しに行き、完了時間にサロンに戻りました。 「トリミングが終わりました」と連れてこられたうちの子を見て、びっくり。口の脇から血がタラっと垂れているのです。 事情を聞くと、「大人しい犬なので、新人に切らせたところ、はさみがベロにあたってしまった」とのこと、「多分、そのうち止ると思いますが、気になるようだったら、病院に連れて行って、領収書だけ持ってきてください。 料金負担します。トリミング代はその時払ってくれればいいです」と店長らしき大柄な女性が、謝罪もなく一方的に話し始めました。 一言も謝罪がないその対応に腹が立つと同時に、私たちにとっては家族でも、この人にとっては商売道具なんだというむなしさ、理不尽さを感じました。 当然のごとく、動物病院へ連れて行きました。すると、獣医さんから、「はさみがあたったのではありません。 左側の舌の側面がえぐられています。口の中なので、薬を塗ることはできませんが、感染を防ぐために抗生物質と、痛み止めの錠剤を出します。 10日間飲ませてください。水を飲んだり、食べ物を食べたりした際、血が出ることがあると思いますが、様子を見ましょう。 ただ、もう少し、深くえぐっていたら、血が止まらない可能性が高かいので、下の側面を焼くところでした。 そうすると、飲食ができにくくなるので、この子にとって、かなりの負担になってましたね」と言われ、口のきけないことをいいことに、適当な言い訳をするそのサロンにますます怒りを感じました。 ホームセンターに戻り、その旨伝えると、「はさみがあたっただけだと思ったんですけどね。 トリミング代は7,500円、治療代が4,800円、差し引き金額だけ頂きます。」との事。 「まずはこの子に謝ってください。」と伝えると、「あやまればいいんですか」との返事。これ以上この人と話をしても無駄だと判断し、ホームセンターの店長さんを呼んでもらいました。 話を聞いた店長さんは、謝罪とともに、ペット売り場のこの話の分からない、横柄なペット売り場の店長に恫喝。 それでも、この店長は、事を起こしてしまった新人のせいにし、言い訳をし出したので、らちが明かないと判断し、ホームセンター側の店長に、本社に一言申し付けたいと話をしました。 それは、困るらしく、ひたすら謝罪する店長さんの姿に、同情心が芽生えたので、納得はできませんでしたが、こちらが折れることにいたしました。 このホームセンターは、全国展開しているビ○○○〇という大型店舗です。 大きく展開しているせいか、店員一人一人の教育が行き届かない点もあることは承知しているつもりですが、責任者の選定には注力してもらいたいと思うと同時に、商売道具の金もうけではなく、生き物としての尊厳もペット売り場の方々には認識してもらいたいと思った出来事です。 |