現在、9歳の柴犬を飼っています。生後2ヶ月の時、ブリーダーの家から我が家にやってきました。

犬を迎えるのは初めてだったため、基礎知識は柴犬の飼い方という名前の本で学んだり、ペットショップの店員さんに教えてもらったりしました。

うちの近所にある動物病院を迷うことなくかかりつけ医にすることにしました。ワクチンから避妊手術までお願いをしていました。
ある日、犬が体を激しくかくようになりました。様子を見ていたのですが、ある日、家族から犬を病院に連れて行くよう言われました。

私は気づいていなかったのですが、犬が耳を下に傾けて元気が無さそうに歩いていたのです。まさかと思い、耳のなかを見てみると、ものすごく真っ赤にただれていて言葉を失いました。


半泣き状態で、犬を車に乗せて病院に連れて行きました。今まで気づかなくてごめんねと犬に謝りました。診断の結果は、外耳炎でした。

先生が薬をつけるとのことで、私に犬を保定するよう指示しました。この病院は、看護士ゼロでした。

どうやって保定したら良いのかわからず、取り合えず、体を動かないようにつかみました。
先生は、噛みつかれないように犬の口にガードをつけました。


うちの犬は、神経質で怖がりなので、ものすごい勢いで泣きわめきました。先生が耳の中の掃除を始めると、外まで聞こえそうな位の悲鳴を上げて、パンティングを繰り返しました。

先生は犬をなだめることは一切せず、無言で作業をしていました。犬が暴れてついに口のガードが取れてしまいました。


先生は、機嫌が悪くなり、あとは飼い主さんが家でやったらどうですか?こういう風に興奮して血管が切れて死んじゃった子もいるから無理にやりたくないし、大体この子は大袈裟に泣きすぎなんだと作業を中止しました。

私は、病院嫌いな臆病な子もいるんだから、感情的にならずプロとしてそこは上手く対応してくれてもいいのにと感じました。外耳炎の塗り薬を出されました。


数ヵ月して、外耳炎が再発し、脇の下とそけいぶも真っ赤になってしまいました。

かかりつけ医にしていたあの病院に行こうと思いましたが、この前の対応を目の当たりにして、犬が可愛そうになったのと、先生への不信感が出てきたため、他の動物病院に連れて行くことにしました。


そこでは看護士さん二人が優しく犬に呼びかけながら、怖がらせない優しい診察をしてくれました。看護士さんがいたので、私が保定する必要もありませんでした。

犬も前ほど激しく泣き叫ばずほっとしました。飲み薬を処方されました。


もともとの怖がりな性格もありますが、かかりつけ医での怖い耳掃除の体験をしてうちの犬は病院が嫌いになってしまいました。

先生一人しかいないワンマン病院はどうなのだろう、動物の気持ちに寄り添ってくれない診察はやはり嫌だと感じ、かかりつけの動物病院にはもう行かないことに決めました。