愛猫が健康な時には猫は腎臓や尿路が弱い生き物だと言う話も他人事のように聞いていました。それでも一般的に注意するのは6歳以降だと猫の体を嘗めていた私の落ち度です。

自分の生活に必死で、猫をあまり大事にしてやれてなかったのかもしれません。よく食べ、3歳時の血液検査でも問題は無く、元気に走り回っていましたし、腎臓に対しての配慮に欠けていたと思います。

猫は我慢強い生き物なので人間が見ていてやらなければいけないと言う言葉が身に沁みました。

いつも他の猫の5倍は食べていたし、田舎暮らしで半分外で飼っていたので家の中にある猫砂のトイレにおしっこをしていない事に気付きませんでした。

ある朝、もじもじしたような態度で愛猫がトイレに入ったのに尿や便をしていなかったのですが、私は自分の疲れから見逃して仕事や家事に躍起になっていました。


力仕事をしているので、腎不全の兆候である筋肉の痙攣も自分と同じ筋肉痙攣だと勘違いして笑って過ごしていたのです。半年も前の話だと言うのに自分のストレスに負けていました。

よく膝の上に乗ってくれたり、声を出していたのにわかりませんでした。そして、尿が出なくなった日の翌日の昼も同じ行動を繰り返していたのに、動物病院に行く気持ちになりませんでした。

トイレ以外は普通だった事もあり、あそこまで猫が我慢する生き物だとは知りませんでした。仕事から戻った20時過ぎにはもう様子がおかしく、吐いていました。

しかし、私は目が不自由な上に自分も多臓器不全で猫と同じ病気なので寒い冬に猫を抱えて遠くの病院まで行く勇気が持てず、自分の体を優先してその翌朝に動物病院に連れて行ってしまいました。


気休め程度に愛猫を温めましたが、朝にはぐったりして生きてるのかもわからない体調になっていました。

慌てて病院に行くと、預けたまま入院手術となり、夕方に迎えに行けばいいと言ってもらえたので、少し安堵した気持ちで帰宅しました。

しかし、愛猫を引き取りに行くと管に繋がれ、想像とは違う弱った姿で死にかけている愛猫を見たのです。

まさか動物病院の先生に手の施しようがないと言われるとは思わず、泣きながら猫と帰りました。

尿路結石の所為で尿が出ず、急所の辺りから繋がっている管を外すとおしっこが出来ずに亡くなるようで、とても見ていられませんでした。


私が仕事をしていた所為で猫をこんな目に遇わせたかと思うと申し訳なく、生きた心地がしないまま見送る覚悟をしたのですが、私の猫は異常に食欲があり、その旨を偶々犬の検査に動物病院を訪れた家族が先生に報告すると驚いた様子で再入院させて頂けました。

死にかけて2日目の奇跡でした。9日入院し、今は朝6時の尿路結石のの薬と夜6時のセミントラで生きています。

2つとも同じ時間に投薬し、尿路結石の薬は砕いて12個入2610円のロイヤルカナンのパウチの療法食に混ぜ、セミントラは体重と注射器の目盛りを同じにして与えています。

腎不全の2のようで、死にかけた日10倍以上に跳ね上がった数値よりは良くなっています。

動物病院の診察料金は病院側の自由裁量らしいので場所によっては入院5日だけでも15~40万円だと聞いて戦いていたのですが、4万円弱で9日まで診てもらえました。

だから、色んな意味で奇跡的過ぎて、動物病院の先生や医療スタッフの方々にも感謝しています。療法食と血液検査を合わせても月に2万円弱で、良心的な動物病院さんに診て頂けました。

ペット保険に入っていたら、良かったと思ったので、良心的な動物病院を選んでそこに加入しているペット保険を選択すると経済的にも賢いのではないかと思いました。