父の身代わりになってくれたジジちゃん | 動物病院・ペットクリニック・獣医師の同じ犬猫薬個人輸入

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妹が学校帰りに小さな黒猫の赤ちゃんを拾ってきた。それがジジちゃん。真っ黒でフワフワしていて、『魔女の宅急便』に出てくる猫のジジにそっくりだったので私が名付けました。
両親は根っからの猫好き。すぐに我が家で飼うことになりました。

まだ母親のおっぱいを吸っている時期の赤ちゃん猫。
ドラッグストアに行き子猫用の粉ミルク、スポイトを購入しました。
ですがなかなか上手く飲んでくれず苦戦したのを覚えています。

それでも少しずつ体重は増えていき普通のキャットフードが食べれる程に成長してくれました。
ピンクのふわふわの毛がついたオモチャが大好きでいつもそれで遊んでいました。ジジちゃんは、我が家にとってかけがえのない大切な家族の一員となっていました。

 

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ジジちゃんは庭に出たがりましたが、ちゃんと毎日帰ってきます。ちゃんと家が分かっているようでした。
そんなジジちゃんはが妊娠して帰ってきました。どんどん大きくなるお腹。出産のときは近くにいて上手くへその緒が切れないジジちゃんの代わりに私が切りました。

母親になったジジちゃん。子猫が大事なようで、近づくと少し怒ったりしていました。
子猫たちはおっぱい時期が終わったらそれぞれ知り合いにもらってもらいました。今でもとても可愛がってくれている様で安心しています。

基本優しくて可愛いほんわかしているジジちゃん。
父の癌の手術が行われる日の朝、前触れもなく亡くなりました。
そして父は手術成功し、癌も克服しました。

家族みんな、ジジちゃんは父の身代わりになってくれたのだと今でも信じています。

ジジちゃんが亡くなり心にぽっかり穴があいたような気持ちがしばらく続きました。いつもエサやり、掃除などの面倒をみていたのは私だったので余計に落ち込みました。
 

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また新たに猫を迎えようとも思いましたが、なかなか乗り気になれません。
ジジちゃんには父を助けてくれてありがとう。と伝えたいです。
そして、また産まれ変わってわたしたち家族のもとへ戻ってきてほしいなと強く思います。

捨て猫だったのか、迷い猫だったのかは分かりませんが人懐っこい性格をしていたので私たちが拾わなくとも誰かもっと素敵な飼い主に拾われていたかもしれません。

その逆も有りで、一生野良猫として生きていく可能性も。
もしまた私たち家族が猫を迎えたいと思う日がきたら、動物保護センターから引き取りたいと考えています。

少しでも野良猫を減らしたい。家族として迎えてあげたいと思うのです。
ジジちゃん、あなたが命をくれた父は今日も元気に生きてますよ。

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