チョコレートを食べちゃった! | ペット医薬品の予防薬・駆除薬・治療薬の効果と副作用!!

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飼っている犬は本能を全く無視して、なんでも食べてしまいます。過去には一度はネギを食べて30分後に部屋中に嘔吐しまくったことも。

それでも吐き出したから良かったのですが、先日サークルを脱走した時、ちょうどバレンタインデー直前と言うことで家にもチョコレートがありました。

その中の、製菓用のチョコペン(ペン型の容器にチョコレートが入っていて、デコレーションなどに使う)をまる一本、食べてしまいました。しかも容器をひたすらに口の中から出そうとしません。

噛まれることを覚悟して、とりあえず容器は強引に口から出したものの、チョコレート自体は吐き出す気配がありません。

一部ネットではチョコレートは食べても大丈夫、という説があったものの、初めて飼う犬のことなので、私は心配のあまり泣きながらかかりつけの獣医さんに、診療外時間帯と分かっていて電話してみました。

幸い「ドクターは出先からもうすぐ戻るので、今から病院へ連れてきてください」との、看護師さんからの返事を受け、慌てて車を出しました。

 

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もうここ病院へ到着すると、ドクターもいらして、口頭説明。チョコレートの容量そのものは10g程度で、ミルクチョコレートだろうから、カカオ(カカオに含まれるテオブロミンという成分が、犬には良くないそうです)の分量も少ないはずだから、そんなに心配は要らない、と言いつつも「チョコレートのほうがネギ類よりも心配だから」と、無理矢理薄めたオキシドールを飲ませ、そのまま待機。
しばらくすると嗚咽をし始め、茶色いおう吐物を吐き出しました。

ドクター曰く、吐き出させる方法は何種類かあるそうなのですが、この方法が吐しゃ物をすべるように吐き出させることができるのだそうです。

一通り吐き出させた後は、脱水症状を起こさないようにと点滴を打って帰宅し、2~3日様子を見て……何かあれば、即病院へ、といういことでしたが、問題なく数日をすごし、事なきを得ました。

 

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ミルクチョコレートで良かったね、というお話をドクターはしてくださり、これがカカオ濃度の濃い、例えばゴディバのような高級チョコレートなどだと、一粒食べただけで死に至る、と言うことでした。

なんでも、胃壁にチョコがべっとりとペンキを塗ったように張り付いてしまい、そのため他の栄養分を吸収できない上に、テオブロミンをひたすらに吸収し続けるから、だそうです。

ちなみにネギ類も、もちろん食べてはいけない食品だけれど、それらは吐いてしまえば問題はないので、獣医学会では、ネギよりもチョコレートのほうが危険だとされているのだそうです。お気を付けください。

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