猫の通院、そして、動物病院から届いた手紙 | ペット薬(犬の薬・猫の薬)が格安買える個人輸入代行

コラム

あるとき、猫をふと見たら、ちょっと痩せたんじゃないかと思いました。毎日見ていると、連続した変化にはなかなか気が付かないのですが、そのときは、「おや」と思ったのです。思い違いもあるので、家族のものに確認しました。

そう言われてみると、たしかに痩せたとみんながいいます。それで動物病院へ直行。病名は慢性の腎疾患でした。血液検査をしたら、もうだいぶ病気が進行しているということがわかりました。腎疾患というのは猫の宿命のような病気で、年をとるにしたがって、腎臓の機能が失われていくというものです。

腎臓は体の老廃物を取り除くフィルターのような役目をしていて、生命の維持には欠かせない器官。これが悪くなると、体に毒素がたまり、最後は命の危険にさらされてしまいます。腎臓の病気の中でも慢性腎疾患はいちばんよくある病気です。

 

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病気というより加齢による機能が消失といったほうが近いかもしれませんね。ですからどんな治療をしても腎臓がよみがえることはないのです。それから週一度というペースで、猫をつれて病院へ行きました。

点滴をして栄養と水分を補給することが目的です。行くたびに体重が減っていくのがわかります。治る見込みのない状況での通院はつらいですね。

最後は心臓に水がたまるようになり、体全体でぜいぜいと苦しそうに息をするようになってしまいました。それでお医者さんと相談して、この先どうするかを決めました。

手術で水を抜くのが今できることのすべてだということだったので、お願いしました。命の炎を消さないために、やれることがあるのならやってみたかったのです。それで猫は少し元気になりましたが、しばらくするとまた心臓に水が。もう決断するときです。

 

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先生と看護婦さんに長い間ありがとうございましたとお礼を言って、治療を打ち切りました。猫が旅立ったのはその数日後のことです。猫が亡くなったことを動物病院に電話で伝えました。そしてその数日後、病院の看護婦さんからお手紙が届いたのです。

そこには、長い間、おつかれさまでした。最後まで飼い主さんに愛されて、○○ちゃんは幸せだったと思いますと書かれていました。暖かい言葉に涙がでました。

患者さんにそういう手紙を出すのが、病院の方針なのか、その看護婦さんの自発的な行動なのかはわかりませんが、その手紙で自分は救われたと思います。

ご返事の手紙は書きませんでしたが、それはペットロスから身を守ってくれる護符のようなものでした。この場を借りて、ありがとうと言いたいです。

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