猫の狐憑き | ペット薬の激安個人輸入代行サイト《ジェネリック医薬品も豊富》

コラム

“ひなたという名前の雌のキジトラの猫を飼っています。出会いは彼女が人の手の平に乗るほど小さい頃。道端でひとりミィミィ鳴いていたのを母が連れ帰ってきて、家族全員で飼うことになりました。

私の実家が狐や狸も出る山里近くにあり、さらに周辺はアスファルトの車道もないような土地なので交通事故にあうこともないだろうと実質放し飼い状態。

もともとアニメ「サザエさん」に出てくるような家の構造のため室内飼いにできないのですが。臆病だけど好奇心旺盛な彼女にとってはモグラやカマキリを捕獲してきたりでいい環境だったと思います。

しかしある日の夕方、日課の散歩に出た際、地域のボス猫的存在の雄猫と喧嘩になり逃げ帰ってきました。

 

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興奮状態ではありましたが見た目には怪我もなさそうだったので大丈夫だろうと安心していたのですが、時間がたつにつれ顔がどんどん腫れ、夜には左目も開かないほどに。

よく見るとおでこに大きな穴が2つ!慌てて翌日かかりつけの動物病院へ連れていくと、喧嘩したときに相手の猫に噛まれてそこに膿が溜まっているのだろうと言われ、傷口の処置と化膿止めの薬を処方してもらいました。

手術か入院かと思っていたのですが通院で十分だとのことで、2週間後にまた経過を見させてくださいと言われそのまま帰宅。傷が治るまではエリザベスカラーも取れず、ドアや棚などあちこちにぶつけては窮屈な思いをさせてしまいました。

しかし中でも彼女にとって苦痛だったのは痛みよりも自分で頭がかけないことだったらしく、私がかいてやると大量の涎を垂らしながらうっとりと目を細め喉をならす、まではいいんですが、手を離すと頭を振って(犬や猫がお風呂のあとによくやるアレです)エリザベスカラーに落ちた涎を周囲にまき散らすので床も人間も悲惨なことに…。

 

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一ヶ月もするとすっかり回復して傷も消え元気になり、この時のことは笑い話になりましたがやっぱり室内飼いにした方がいいと家族で話し合い、私が一人暮らしをしているアパートへと連れてきました。

年を取るにつれ外に出たがるようなことも少なくなり、今ではベランダから外を眺めるだけで満足しているようです。

余談ですが、病院で診察を終え診察室から出ると、ゴールデンレトリーバーを連れたおばあさんに「猫ちゃんどうしたの?」と話しかけられ、ケージの中のひなたの顔を見て絶句。

もうその頃には顔が腫れすぎて目が吊り上がり、まるで狐に憑りつかれたかのようになっていましたから…。

飼い主の私でもちょっと笑ってしまうほどの見事な憑かれっぷり、でした。

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