ワクチン接種だけのつもりが・・・

コラム

我が家は、ポメラニアン(オス、現在8歳)を飼っています。今年の3月に、毎年接種している混合ワクチンを今年も接種するため、約1年ぶりに近所の動物病院に行きました。ワクチン接種にあたって、まず診察で聴診を行った際、「これまでなかった心雑音がありますねえ。

最近何か気になる症状はありませんか?」と先生から言われました。
特に、気になることはなかったのでそのように答えると、「例えば、咳はでていませんか?」と言われ、そういわれれば、以前から時々咳こむことはあったのですが、もちろん人間でも、体調が悪くなくても何かの拍子に咳きこむことはあるので、犬もそういうことはあるだろうと全く気にしていませんでしたので、今度はそのように答えると、「他に、散歩に行きたがらなかったり、散歩の途中で歩かなくなったり、食欲がないとかはないんですよねえ?
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確かに、咳こむ原因と心雑音の関係は現時点ではなんともいえませんが・・・。
まあ、聴診だけではなんとも言えませんが、もしかしたら『僧帽弁閉鎖不全症』の可能性が考えられるので、なんだったら、一度検査してみたほうがいいかなあと思います。また、おうちに帰ってご家族で考えてみてください。」と言われました。

病気かも?という思わぬ展開に「ぞうぼう・・・?って??どんな病気なんでしょうか?」と驚いて質問しました。
なんでも、僧帽弁閉鎖不全症とは、心臓の左心房と左心室の間の血液の流れをコントロールする弁、「僧帽弁」が何らかの理由で厚くなり、ピッタリと閉じることができずに血液の逆流を引き起こす心臓病の代表的なもので、主に中高年齢の小型犬種がかかりやすい病気だそうです。
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この病気の代表的な症状の1つが「咳が出る」で、これは、血液の逆流によって心臓が肥大し、その上に位置する気管支が圧迫し、咳が出るとのこと。
また、心臓への負担だけでなく、肺への影響もあり、症状が進むと死に至ることもあるとの説明も受けました。気軽にワクチン接種だけにいったにもかかわらず、なんとも重い気分での帰宅となりました。

帰宅後、特に変わった様子もみられない我が家のわんこをみると、本当に検査は必要なのか?という思いにもなりましたが、やはり、心配なので、後日、レントゲンとエコー検査を行いました。結果は、やはり、僧帽弁閉鎖不全症でした。
ただ、状態は肺に液体がたまるなどの症状もみられず、それほど深刻ではないとのことでした。しかしながら、一応、現在、治療薬「アピナック錠」を毎日飲んでいます。

まだ、飲み始めたばかりで、これが効いているのかどうかもよくわかりませんが、わんこが元気に少しでも長く私たちといられることを願う思いで毎日過ごしています。

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