ミーちゃんとの出会い | あなたの大切な愛犬猫の薬《 ペット薬に対する添付書類は》

コラム

あれはまだ私が小学校の低学年の時の事だった。
夕方になり夕飯の支度が済み食べ始めようとしている頃だった。
ミーミーと庭から子猫と思われる鳴き声が聞こえた。

「どこかの猫が迷い込んできたかな」と父が言っていたのを今でも覚えている。
だんだんと鳴き声が近くなってきて、ついには玄関先で鳴いている感じがする。
玄関ドアを開けてみると、そこには小さな白い猫。背中には2つの虎柄の斑点。
かわいい!子猫なので近くに親猫がいるはず。

探してみるがいない、元来動物好きな我が家、そのまま捕獲して母猫が現れるのを待つことにした。
後になってわかったのだが、この子猫を先に拾ってきたのは隣のお姉さん。
可哀想で拾ってきたもののその子の家では飼うことが出来ないので、動物好きだと知っていた我が家の庭先に置いていったのだと。

そして母猫が現れることもなく、そのまま我が家の猫となった
名前は家族会議の末「ミーちゃん」と決定
決め手はミーミー鳴いていたからだと。
(ちなみにミーちゃんを置いていった隣のお姉さんの名前もみーちゃん)

我家の猫となったミーちゃんだが
あまりにも子猫すぎる。また乳離していない感じがする。
食べ物をあげようとしても食べようとしない。
そこで父が考えついたのが牛乳を与えるということ。

しかし家にはスポイトのようなものがない。
他になにかいい方法がないか考えたところ。
皿に牛乳を入れてそれにガーゼを入れる。
ガーゼが吸い上げた分の牛乳を猫が母猫の乳を吸うように吸わせるというもの。
その作戦が大成功見事にチュクチュクと牛乳を美味しそうに吸っている。
これでとりあえず一安心。

そんなこんなでどんどん成長して見事に成猫にまでなったミーちゃん。
子猫の時に与えたのが母猫の乳ではなく市販の牛乳だったせいか体が弱く
喧嘩をしては怪我をしてきたり、体調が悪く下痢をしてしまったり
そのたびに動物病院にはお世話になりました。

そんなミーちゃんも成長した後は老いてきて
歳をとってからは日に日に弱っていくミーちゃんを見ているのが辛かった。
段々と動きが鈍くなり、毛艶が悪くなり。
ついには立つこともできなくなりました。
それでも家族の顔を見るたびに必死に鳴こうとする姿はとても痛々しくもあり、最愛のミーちゃんの姿でもありました。

それでも家族の完全看護で1ヶ月近く生きていたような気がします。
そんなミーちゃんは無事に10年以上生きて天寿を全うすることが出来ました。
息を引き取るときには家族で見守ることが出来ました。

早朝でした、私は死んだことを認めたくなくて、泣けてきて。
自分の手で埋めるのがとても嫌だったので学校へ行き、その間に埋葬しておいてくれと頼みました。

とっても大好きだったうちの元祖猫ミーちゃんとの思い出です。

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