ペットと避難!災害に備えて用意すべきものとは?

コラム

近年、ペットの飼育数は増加傾向に有り、犬・猫だけでも2000万頭を超えると言われています。
その上、種類も多種多様。環境省は、飼い主に対し、災害時のペットとの同行避難を推奨していますが、避難先での受け入れ態勢についての対策はまだまだ不十分です。飼い主の日頃からの備えが、愛するペットの明暗を分けるといっても過言ではないでしょう。

災害への備えに、非常持ち出し袋を作っておくことがおすすめです。総務省消防庁から公開されている非常持ち出し品チェックシートでは、人間の場合は3日間分程度の水と食料、避難用具や貴重品などを準備しておくよう推奨しています。
また、様々な会社から、ひとつのバッグに食料や水、避難用具などがまとめられた防災セットが販売されています。

人間の場合はこれをひとつ用意し、貴重品などを足せば事足りることでしょう。
では、ペットの場合はどうしたらよいでしょうか?

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環境省では、ペット用の食料と水は最低5日分を推奨しています。可能ならば7日分以上あると良いでしょう。食器としてシリコン製の折りたためるタイプの物を用意しておくと省スペースな上軽いので持ち出しやすいです。
ペットが療養食や薬を服用している場合には、必ず持ち出せるようにしておいてください。人間でもすぐには受診できないような状況になると、ペットはもっと難しいと考えましょう。
ワクチンの接種状況や病歴など健康状態が把握できるものやかかりつけ病院の情報も重要です。

ペットが脱走しないようにすることも考えておきましょう。犬の場合、予備の首輪やリードがあると良いです。また、猫や小鳥、ハムスターなど、ケージで移動する動物の場合、ガムテープを一巻き持っていると万一壊れたときに応急処置が可能です。

あって欲しくないことですが、パニックを起こして脱走してしまった場合に備え、ペットの写真や飼い主や預かり先の連絡先情報も用意しておくとよいでしょう。写真はスマホで撮影している方が多いかと思いますが、充電ができない場合に備えて印刷したものがあるとさらに安心です。

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連絡先情報はドッグタグを作ってつけておくことも有効ですが、ペットの体にマイクロチップを挿入しておくと、外れることもなく大変安心です。マイクロチップには、個体識別番号が記録されていて、読取器で飼い主情報を確認できます。大きさは直径2mm、長さ12mmの円筒形で、注射で簡単に挿入できる為、ペットの体への負担は少ないです。

優先順位は下がりますが、普段使っている排泄物の処理用具やペットシーツなども必要です。その他、タオルやブラシなどもあると避難先で何かと便利でしょう。また、余裕があればお気に入りのおもちゃも持っていきましょう。避難先でのストレスの軽減に役立ちます。

ペットと一口に言っても、様々な動物が飼われており、必要なものはみんな違っています。非常時に本当に必要な物を知っているのは飼い主だけかもしれません。
基本的な防災用品を押さえながら、自分のペットにとって何が必要なのか平時からよく考えておくことが、大きな災害にあったときに自分とペットの命を守ることに繋がるはずです。

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