オス猫7歳 尿路下部疾患セロハンテープ

コラム

我が家では複数の猫を飼育しています。その中の7歳になるオス猫の血尿で通院した時の話です。特に持病もなく完全室内飼いでたまに玄関に行くぐらいです。
食事もいつも通り食べ、遊び時間も率先して遊んでいて普段と何ら変わりなくいましたが、定時間のトイレタイムになかなかおしっこをせず、クンクン嗅いでいました。不思議には思ったもののおしっこをしていたので気に留めませんでした。

用を足した後、いつまでも猫砂をかけています。汚しちゃったのかな~なんて思って覗くと白い猫砂が真っ赤に染まっていました。臭いも血液の生臭いにおいがしています。
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慌ててそのオス猫の体を触って確認するも熱はなさそうです。なんで?なんで?という思いが頭の中をグルグル回ります。血液の混ざった排泄物を袋にいれ、病院に行く準備をし大暴れして抵抗するオス猫をキャリーバッグにいれました。

具合が悪いとぐったりしてしまうのに抵抗出来る元気があるから大丈夫と自分にいい聞かせながら鳴き叫ぶオス猫と診察へ行くと大混雑です。万が一のことがあったら家族に何て伝えよう、待っている間に具合が急変したらどうしようなんてパニック気味になっている私よりオス猫は落ち着いていました。

1時間以上待ってやっと診察室に入って経緯をドクターに説明すると、「じゃあ、排泄物持ってきてる?」バッグを探すもどこにも無い!玄関に置いてきてしまったことに気が付きました。私の慌てようにドクターは失笑しながらオス猫のしっぽをぐいっと持ち上げ、採尿できるかなあとお腹を揉んでいます。

オス猫は完全に硬直状態で私をじっと見つめています。結局、採尿はできず尿の成分をテープにつけてみてくれましたが上手く取れていないので自宅で採尿の指示が出ました。
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猫の検尿は人生初めてです。当て方はわかったものの、おしっこまき散らしながら逃げないか不安でした。でも、過酷を極めたのはいつでもどこでもおしっこが出るわけではないということでした。

このオス猫は1日に2、3回程度とほかの子よりも少なめで、血尿が痛かったのかなかなかトイレに行かなかったのです。真夜中に猫砂の音がして起きて行くと「もう病院は嫌だよ!」と言わんばかりに逃げて行ってしまいます。
何度かトライし出し始めた時じゃないとダメだとわかり、スピッツ2本目にして成功しました。

血尿は病院に行ったその日だけで、療法食のおかげかきれいなおしっこに戻っていましたが、検査の結果は膀胱炎。尿の中の結晶成分が尿道を傷つけてしまった可能性があるとの診断で抗生剤が処方されました。

お薬は少しの水で練って口の横から塗るように押し込みました。2日位するといつも以上に元気な様子に戻りました。いつもと変わりない様子ではあったものの、やっぱり具合が悪かったのだと思いました。
その後は更にマメに観察をし日々健やかに過ごせるよう努めています。

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