アメリカでの辛い経験 | 人気ペット医薬品《最安値販売は個人輸入代行で格安》

コラム

国際結婚で3年ほどアメリカに住んでいました。主人の両親が当時ヨッシーという名のダックスフントを13年間飼っていたのですが、私たちの不注意でテーブルに置いてあったチョコレートクッキーを全部食べてしまいました。

ちょうど義理の母、主人が外出中で私だけが家で留守番をしていたのですが、家の2階の部屋にいた私はヨッシーの不意の言動に全く気がつきませんでした。

2時間ほどヨッシーは下の階にいてとうとう上に上がってきたのですが、その頃には彼のお腹は異常にも膨れ上がっていました。私は「おかしい」と思い夜になって義理の両親に伝えたのですが、しばらく様子を見ようということになりました。

その夜、ヨッシーの容態が急変したため、義理の両親は車で真夜中に動物病院に連れて行きました。ヨッシーはとても苦しそうで車の中で何度も吐いたということでした。

獣医さんの話だと蝶が異常に捻れてしまっていて、手術が必要だということ。しかしヨッシーの体はものすごく弱っているので手術に耐えられるかどうかは保証できないと言われました。

 

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その夜はヨッシーを動物病院に預けて様子を見てもらいました。翌日になって義理の母がこう切り出しました。

「ヨッシーは腸の位置を元に戻す手術が必要だが、13歳という年齢を考えても彼が十分に耐えられるとは思えない、だからと言ってこのまま放置してヨッシーが苦しむのを見るのもとても辛い。

できることならこのまま静かに眠らせてあげたい。」そう聞いた時、私は頭の中が真っ白になりました。「ヨッシーは私たちにとっても子供同然の存在でした。

私たちの判断で眠らせることは身勝手な行為に当たらないのか?」人間でもそうだと思いますが、アメリカ人たちは日本人よりも安楽死に対して抵抗は少ないように思われました。

「苦しんでいるぐらいなら、安らかに眠らせてあげたい」という考えからなのですが、私にとってはとても受け入れ難く悲しくて涙が止まりませんでした。

主人はヨッシーに手術をさせたいと言っていましたが、動物には人間のように保険がありません。手術代がいくらかかるかも判りませんでした。そして私たちは決心しました。

 

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「ヨッシーを眠らせてあげよう。」私たちの親族、彼のご両親の友達が動物病院に集まりました。みんな泣いていました。そして一人一人順番にヨッシーに別れの挨拶をしました。

ヨッシーは私に対して、最初はこちらを見ていましたが、「もう行って」と私に言うように目を逸らしました。そして獣医さんの手によってヨッシーは10分ほどで天に召されました。

動物病院はペットマートというアメリカ大手のペットショップ内にありました。動物病院の方でヨッシーの足型のメダルを作ってくださいました。

私たちにとってそのメダルは宝物です。
ペットマートの動物病院には常時5名ほどの獣医さんがいて熱心にケアをしていただきました。

安楽死にはびっくりしましたが、これも命の選択なんだと思わされた出来事でした。

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