ねずみホイホイに引っかかってしまったうちの猫

コラム

夜になると家の屋根裏から、足音が聞こえるようになって数日、祖父が見かねて粘着式のねずみホイホイを勝手口のドア近くに設置しました。
よくある、ゴキブリホイホイのねずみ版です。ゴキブリホイホイより、背が高くネズミが入りやすくなっていました。

飼い猫は家の中を自由に出入りできるようにしていたので、ある夜、夕飯をキッチンで食べていたら一緒に入ってきました。
すると突然、暴れだしたのです。
キッチンの中をびょんびょん跳ね回って、しばらく誰も止められずに焦っていると、母がまさにとっ捕まえました。
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どうやら勝手口に降りたときに、ねずみホイホイに気づかずにその上に降りてしまって、前足にくっついてしまって暴れたようです。
ただ、びょんびょん跳ね回ったり暴れるのを抑えた拍子に体の左半分にべったりくっついてしまっていました。
ネズミを捕まえるための粘着なのでとても強力ですから、なかなか外れません。
毛が粘着にねっちょり絡まってしまって、引っ張ると皮膚まで剥がれてしまうのではないかという心配がありました。

ですがなんとかねずみホイホイの本体(厚紙でできた部分)をハサミやカッターなどを使って、母と祖母と私の3人がかりで剥がしましたが、やはり左半分の粘着は取れませんでしたので、夜遅かったのですがいつも通っている動物病院に電話をして診てもらうことになりました。

小さい動物病院でしたし、診察時間もとっくに終わっていましたが、電話をすると快くOKをいただきましたので、すぐ車で向かいました。
さすがに獣医さんも左半分が粘着でびっしりでしたので、びっくりしておられました。

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処置としては、皮膚ぎりぎりのところで動物用のハサミで粘着がついてしまった毛を切るのが一番安全だということになり、地道ながらも先の丸いハサミで少しずつ毛を切っていきました。
脇の下などの柔らかい部分にまでくっついていたのでとても厄介でしたが、先生の丁寧なハサミさばきのおかげで粘着はすっかりなくなりました。
もちろん、粘着がなくなったということは猫の左半分の毛もなくなってしまったということですが、生えそろうまでの我慢ということで納得の上での処置です。

毛を残す方法も検討しました。
例えば洗剤で洗ったり、油で洗ってみたりして一気に粘着を落とせるかもしれないという案もありましたが、猫の皮膚や毛に影響があるかもしれないことは避けたかったのです。
また、飼い猫自体も我慢強い大人しい性格ではなく、濡れることがとても苦手だったので、猫の性格も考慮していただきました。

突然起こった悲劇でしたが、数週間後には無事に毛が生えそろっていたので、とても安心しました。
獣医さんには、遅くに面倒な処置をしていただいて本当に感謝しています。

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